みやこうましのお気に入りの歌一覧
へし切
情けなや今の流行と言ふまいが 猫も杓子も 不倫!不倫!
20
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半格斎
作りたき うたに込めたしうたごころ ととのふ調べを先人にみむ
14
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ラベンダー
しとしとと 秋雨の降る 夕刻の 冴えない雲に 少し苛立つ
19
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へし切
鵺鳥のうらなく聲は悲しくも寄り添ひかけし言の葉温し
25
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へし切
噎び泣く おわら恋歌 風の盆 ふたつの影が かなしく踊る
21
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夢士
様がわる朝の通勤丸の内スーツネクタイ背に負うリュック
22
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へし切
西の空 日はかたぶけば夕影に 君が影絵をまた垣間見る
29
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詠み人知らず
まどろみの波に昨日を漂えばいちばん鳥が今日を連れ来る
28
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舞
たそがれる夕日を受けて一つ背も淋しくはなし暮れてゆくのみ
16
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まあさ
ため息は もう、まだ、やっと それぞれの 苦しみはらむ 被災地に秋
23
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灰色猫
一日にひとつの煉瓦を積んでゆく自分が自分の城主になるまで
24
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灰色猫
誰にでも終わらぬ夏があることの追憶として冷えたラムネは
21
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へし切
懐かしき手打ち野球の感触が残る手のひら昭和の遊び
22
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舞
翳りゆく夏を弔う鈴虫の声はきこえず蝉むくろかな
9
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夢士
芝草に寝ころび見上ぐ青き空流るる風に秋の雲みゆ
24
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へし切
秋空の高きになどかこころ憂く夏の熱りの冷めやらぬまま
25
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灰色猫
灯籠の流れる如く言の葉は胸に満ちゆき海へゆらめき
15
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inosann
秋風に蝉のむくろの転がれる沢音しみる峡の細道
24
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滝川昌之
サーファーと同じ眼をした海鳥がうねりの先の台風を視る
27
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半格斎
かたよらぬ こだわらぬ心いたずらに凌ぎ生きるもまだ身につかず
13
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