滝川昌之のお気に入りの歌一覧
よら
「みて霧のつぶがみえる」とやわらかいゆびのかなでた誕生歌
7
もっと見る
び わ
神無月無事幕を閉じ霜月にいよいよ寒さ深まりゆくか
4
もっと見る
横井 信
月末の会議を終えて夕焼けに浮かぶまゆ月 あとひと仕事
14
もっと見る
へし切
しみじみと吾の孤独を照らしおり月に寄り添ふこのひとつ星
20
もっと見る
千野鶴子
せめてもの恵みもたらせ野分にて荒ぶる水が運びし土よ
7
もっと見る
千野鶴子
気をつけてその三日月は釣り針だあやかしが君を連れて行くための
4
もっと見る
ながもち
ひとり居る秋の夜長に聴くラジオ夜の長さをいっそう長く
2
もっと見る
つゆふみ
台風が女の名前で来たのなら怖がれたのに もっと本気で
5
もっと見る
神戸風見鶏
愛らしき歌聲聞こゆ兒童館 庭の栃の葉重なりゐたり
18
もっと見る
ななかまど
赤鳥居くぐりて過ぎる初時雨飴もつ子らに明日の日よかれ
10
もっと見る
内田勝也
あの鞠の弾みと共に忘れるな少女よ君の純潔は善
3
もっと見る
恣翁
霜葉の 風に吹かれて集ふがに 剣崎沖に群るる釣り船
13
もっと見る
里香
理想像 たとえるのなら 深い海 しずめる青さ 天うつす広さ
13
もっと見る
び わ
畑仕事終えて仰げば三日月がご苦労さんと足元照らし
5
もっと見る
行宮偏(仮之名)
道端でそぼ降る雨を浴びていたあの子供たち靴を履いたか
10
もっと見る
KEN
午前二時 仮面を外し 闇の中 わたしは誰と オリオンに問ふ
15
もっと見る
夢士
静かなる秋の夜更けの一人酒画面のなかに昔を偲ぶ
12
もっと見る
へし切
秋風に花の香かほる八千草の乙女ごころは空かけめぐる
16
もっと見る
根無し草
マフラーで 隠した本音 音もなく 着込んだコート 心の鎧
4
もっと見る
ななかまど
山に吹く風おそろしく木々ゆする嵐という字眼の前にあり
12
もっと見る
[1]
<<
1293
|
1294
|
1295
|
1296
|
1297
|
1298
|
1299
|
1300
|
1301
|
1302
|
1303
>>
[2887]