滝川昌之のお気に入りの歌一覧
KEN
こがらしに しぐれの混じる 夜半の路 褪せたあぢさゐ まなこに宿る
15
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横井 信
前を見て進む小径に朝顔の季節はずれの夢が咲いてる
15
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名鈴
老いた目に 乙女の幻 見する月 移し心は すでに許せり
5
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可不可
二歩ひいて 君が一歩でる隙に ハイキックなら 当るかもね
5
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水色一揆
去りがたき暗き火の色血の色の雲とし見ればわが夕照
4
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ななかまど
白鳥の胸より生まれる湖波を岸とどくまで見つめておりぬ
11
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神戸風見鶏
淡き花柔き緑葉眞紅の實 ふりはてゆきて冬花水木
23
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び わ
目がかすみそれでも絵本朗読を笑顔で応え介護利用者
3
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へし切
入り日さす佐保の山辺のははそ原もみぢに色も染まりけり
17
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横井 信
街中に届いた秋の彩りに缶コーヒーのぬくもり探す
13
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名鈴
キャンプ場 腹ペコ待たせず 山ごはん 食べてる時は みんな幸せ
3
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よら
影長し 土曜授業のえほんよみどこか必ずくっついている
3
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神戸風見鶏
人の世の憂ひ喜び悲しみを なべて降り敷く花のもみぢ葉
32
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里香
花見ても 空あおいでも うたえない 口に出せない 思いがつのる
11
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恣翁
群れをなす鴎の 低く飛ぶを見ば その夜必ず 凩吹くなり
12
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詠み人知らず
朝冷えに堪えて一輪楚楚と咲く夏の名残りの朝顔小花
17
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秋日好
夕焼けの空にぽっかり半月と黒くそびえる教会の塔
13
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名鈴
大陸の 人の瞳を 借りてこそ 幕末の世を 眺め遣らるれ
7
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び わ
冷えてきたいよいよ冬が忍び寄り家内連れ立ちインフル注射
4
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KEN
この秋の 野分の跡の 川の岸 眞砂を探す 鷺影ひとつ
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