滝川昌之のお気に入りの歌一覧
ななかまど
吾のまえ横ぎる人の数あまた選りに選って共に歩く妻
11
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菜々子
行けるかも分からぬ所霧の中必死で探す希望の光
6
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神戸風見鶏
史と樂に澪を求めて越しぬれど 歌の道には標なしとや
28
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名鈴
飛蝗追ふ 喰はるるためか 喰ふためか 憑かれたごとく 砂海に惑う
7
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菜々子
そよ風と清き流れに耳すませ君へと送る文考へる
10
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菜々子
雨に濡れ微かに光る今日の月途切れた雲は私と似てる
8
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秋日好
色残し衰微していく紫陽花に秋の夕日は接吻にも似て
13
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ユキ
暖色に 染まる階段 降りる君 引きとめた手は 冷たくて熱い
3
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横井 信
秋深く野山を駆けた北風を海へと送る鳥の歌声
14
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へし切
小春日の 日中 照る日の穏やかに 冬立つ野辺の色かはりゆく
22
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あさみゆき
肌寒き 晩秋の夜に 独り言つ それ聞く 君は そっと手を握る
5
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高松 蓮
帰路につく 視線に点る タワーの灯 退職日まで あと幾度見ん
3
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ななかまど
すりガラス通すひかりにそろり蝿好きなように生きて終われよ
10
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水色一揆
草臥れた老いし山羊ありもろともに寝転んで聴く入相の鐘
6
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名鈴
天命を 受け入れたりし 今よりは 有らん限りに まこと尽くさむ
8
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恣翁
梔子の 赤く熟せる実は裂けて 弾けむずるか 坪庭の冬
16
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び わ
台風さん何故また来るのもうごめんあちらこちらに被害をまいて
3
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神戸風見鶏
山茶花のさ白き蕾ふくらみて 去年に変はらぬ冬さりにけり
24
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ながさき
健康と 長寿の道を 共々に いのちのうたよ 天まで届け
13
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KEN
こがらしに しぐれの混じる 夜半の路 褪せたあぢさゐ まなこに宿る
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