ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
ななかまど
山百合に丸花蜂の通いくる野の音として耳応えたり
15
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只野ハル
別れ際交わした握手の感触の残る手を振る改札を過ぎ
17
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横井 信
夕暮れに会社のビルは輝いて僕は背を向け家路を急ぐ
14
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横井 信
僕の行く駅までの道 朝顔は夏を元気に彩り添える
12
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バロンマン
昼下がりヒンヤリとした板の間に寄るな触るな猫様が寝る
11
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へし切
ゆらゆらと 灯して消へて また灯し 光儚き 蛍火の影
22
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夢士
大雨の警報余所に自民亭ネットニュースに苛立ち覚ゆ
10
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横井 信
のんびりと雲のレースを眺めてる僕を包んだ蝉の鳴き声
17
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詠み人知らず
蒼を背に純白もこもこ盛る雲の底のグレーは悪さ孕むめり
11
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詠み人知らず
暑いって側に寄らせてくれなくて 寒気するほど冷房かける
12
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夢士
地を揺する土砂に襲われ散る命成す術もなく無念の涙
16
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聴雨
西り日射す厨にひとり向かひ立ち三十分で五品仕上げむ
9
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聴雨
唐突に小さき紅葉の手を打ちてジジの誕生日祝ひて歌ふ
12
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聴雨
子のくれし宝ものをば掌に受けて石とおもふも蛙に仰天
9
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吉野 鮎
かほらせて想ひつたへむ夕やみに蕾ほどきぬ眞白梔子
13
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聴雨
よく遊びよく食べよく寝よく喚くただ愛おしき孫の傍ら
9
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恣翁
不機嫌な犬 徒らに狂ほしく 隣の庭に 月に吠ゆらむ
18
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舞
紫陽花に色つき初めるふみ月の北の札幌空ひろき街
10
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バロンマン
初蝉の声聴きたしと窓を開け陽に抗いてエアコンを切る
8
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西村 由佳里
さっきまで眠りの世界に生きていた命の限り呼吸していた
8
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