滝川昌之のお気に入りの歌一覧
由縁
国産の人工血管つけられて延命治療の境目測る
3
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由縁
埋め込み後淡々と着き保管する人工血管シリアルナンバー
2
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由縁
病室の窓から見えるマンションの灯りつのらす家への思い
4
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び わ
今日の空ご機嫌悪く曇覆い庭の草木はそれでも元気
4
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夢士
小春日の空に染まりし朝顔の花愛で歩む二ケ領の路
10
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横井 信
沈みゆく月を見送る早朝に一輪咲いた白い山茶花
14
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うすべに
急ぎ足 朝日が照らす花梨の実 すくめた首を伸ばしなさいと
8
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千野鶴子
とりどりの木々や果実のおめかしに見とれて過ごす霜月の日々
6
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可不可
人波も渋滞するから山肌も信号の三色に染まって
4
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詠み人知らず
櫂の樹も落ち葉木枯し冬支度閑谷藩校夕映えの中
9
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ななかまど
露座仏は痛みを分かつ眼差しで赤き布団に座すかのように
9
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名鈴
文の旨 惟ぬるは 更なりに 文房四宝も 選り整へる
8
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里香
ああそうか わたしの初恋 終わってたんだ 名前付けずに傷もつけずに
9
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び わ
悪天候波風つよく荒れ狂う隙間を縫って生物は耐え
3
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横井 信
足速に歩いた秋も過ぎゆけば今年も空にオリオンの歌
13
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村木美月
パレードに 輝くティアラ 妃の涙 希望の光 満ち溢れたり
9
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うすべに
愛宕山 冬の顔して雲たてる 今年最初の木枯らし連れて
8
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千映
穏やかな小春日和にリフォームの足場組み立て音の響きて
4
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恣翁
寝付かれぬ 木枯らしの夜や 背戸に鳴く虫の音さへも 甚く衰ふ
13
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綿釣
ひたすらに永遠ばかり探してた秋の図書室ひだまりの午後
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