夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
紅葉の社におわす朱の鳥居夕さらんならなお神々しや
6
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あかる
ひな鳥のような楽しきうた声に添うよう我も うたをうたおう
6
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恣翁
潮風に吹かるる流人の石塔に 香華ぞ今も絶ゆることなき
24
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詠み人知らず
良き人と慕いぬ君の秘めごとは年輪のごと伐らざらば見えじ
8
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みやこうまし
恐れるは脚のよれよれ街を行く手押し車の老女気になる
18
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へし切
忸怩たる内の思ひを空に書き深呼吸して吹き飛ばせたら
25
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秋日好
宮島より筏や島を縫い行きて舟の止まりし耕三寺詣で
8
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美津村
また星の流れゆきたる野の先に潜む軍のごとき家群
8
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詠み人知らず
黄昏の雨の舗道に紅葉散る独り歩めば哀しき色よ
12
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みなま
かたわらによりそう影のかなしみの深さの中に溶けて消えたい
12
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詠み人知らず
懐かしきエレキのソロのメロディーに我が若かりし耳の想い出づ
8
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詠み人知らず
天平の匠と美こそ簡素なれ世の移ろへど不易なるかな
7
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小林道憲
秋暮れて嵯峨野の道の野の宮の竹の葉風は恨みなりけり
15
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紹益
街中の 本屋潰れて 百均に 文化廃れて 拡がる格差
24
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つゆくさ
暗くなり 寂しさ漂う 雨の夜 別れもあれば なおさらなこと
15
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月虹
降りしきる雨をレースのカーテンにひとつの傘で寄り添う二人
26
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ながさき
人間の 生、老、病、死を 四苦として 解決の法 教え遺せり
13
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みやこうまし
「疲れる」とう漢字を忘れ辞書を引く 疲れているか 呆けしならん
15
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紫苑
ぬばたまの夢の底ひにおつるとき呼ばはむ風のこゑのはげしき
19
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秋日好
一年の成長切り取り冬に向け寝床用意すダリアの花壇
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