詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
すばる
幼い日確かに青い鳥はいた 父の愛車のブルーバード
22
もっと見る
車男
人々の思い出からも吾を消し深海魚となり釣られてみたい
15
もっと見る
灰色猫
眠らない 淡き木となり 花降らせ あなたの墓に 寄り添い続ける
20
もっと見る
すばる
起こしても倒れてばかりこのダルマ 父の手作り文句も言えず
18
もっと見る
松本直哉
こほろぎのまよひいりたる土間のすみちかくによればはたとなきやむ
10
もっと見る
大埜真巫子.
知っている 自然に匂いのあることを そのそれぞれに 思い出がある
21
もっと見る
参田 三太
担ぐよし 載るもよかろう 煽るよし 観るも観ないも よきかな御輿
10
もっと見る
秋日好
選ばれてどこぞの花壇に植わるよう育てた花に値札をつける
8
もっと見る
詠み人知らず
夜も更けて話し相手もない吾に虫の音だけが囁きかける
16
もっと見る
ながさき
半日の 仕事を終えて 帰路につく 車窓から見る 夏草の海
20
もっと見る
詠伝
私の住む故郷は海から遠すぎてふられちゃっても泡になれない
24
もっと見る
南美帆
舞台終えたっぷり寝たのひさしぶり髪もお肌もぷるんと弾む
6
もっと見る
みなま
風渡る青田の稲の葉の先の露のレンズに映る青空
25
もっと見る
すばる
目覚ましが鳴る前に起きたご褒美に窓の外には鳥のさえずり
21
もっと見る
詠み人知らず
寝る前に絵本読みます子供らの夢の扉の鍵を開けます
6
もっと見る
あかつきのそら
小さな死と小さな生を繰り返し 私は毎日更新される
7
もっと見る
ゆうくん
七月の 宝石の箱 開けるごと めくる ひと葉に 光る野苺
10
もっと見る
すばる
厳しさと優しさ上手く混ぜ合わす母に教わる子育てレシピ
21
もっと見る
美津村
庭に干す小豆に昼の光差し宝石にも見ゆ血の色にも見ゆ
10
もっと見る
只野ハル
降り出して焼けた舗道が濡れ始め雨の匂いが風に運ばれ
10
もっと見る
[1]
<<
118
|
119
|
120
|
121
|
122
|
123
|
124
|
125
|
126
|
127
|
128
>>
[128]