金木犀のお気に入りの歌一覧
灰色猫
独りでは出来ない事をばかり感謝の止まぬ入院生活
21
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西村 由佳里
椅子の背にもたれないよう気を付けて話し続ける先生を見る
12
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千映
男はね往々にして過去に酔い女は今の暮らしに酔うの
17
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人三昧
冬空に 覆われていた 心にも はや紅梅は 二分咲きとなる
13
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果禾緒
女らの声遠ざかり冬の陽とふたり揺れ居り 露天の湯の舟
8
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滝川昌之
三日月が宵のエクボに背を向けて思わせぶりな春の隣で
13
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伏間かづき
ちょうど目にかかる長さの前髪を自分で切るよなサヨナラだった
12
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桐生賄
高台に 集団移転 家の建つ 賑わい戻る 春はもうじき
30
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藤久崇
龍ならぬ 人にありては 身の脚に なお立ち歩む ことこそ叶え
16
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舞
ときとして荒れたる妻の手に語る言葉にはせぬ思いひとこと
21
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まあさ
復職し ひとつき乗り切り 少しだけ 自信も持って 夫如月へ
22
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吉野 鮎
高層の窓一面に蒼空のせまり眼下を黒き翳飛ぶ
9
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吉野 鮎
時として幼は空と言靈の響き合ふらし空に笑まゐて
5
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詠み人知らず
おきててもねててもぐるぐるめがまわるなにかたべるとりばーすするの
14
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inosann
営業の実績良き者の声響き追いやられるごと息をひそめる
12
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詠み人知らず
古語の神 吾ゆく道を阻みたる 読み始むれば体調くだせり
20
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夢士
風ゴウと叫び木々泣く北の風窓にキラキラ満天の星
19
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石川順一
忘れまい全ての事は過去生が決めているのか電車は雄だ
15
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夢士
日の暮れや寒の三日月冴えわたり寒さ忘れて歩を止め見あぐ
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ラベンダー
見舞い終え たい焼き買って 冷える夜を 一人暖め 家路を辿る
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