文麿のお気に入りの歌一覧
紫苑
シュトーレンに降らせる雪をたづさへて環状線を風ふきすぎる
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みやこうまし
軒先のアロエに花芽見つけたり寒さ庇いて花咲かせたし
13
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まぽりん
雲居より六花のふれる鈴の音に微睡む君と過ぐす聖き夜
22
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遠井 海
欲しいもの当日変更されたって対応不能サンタ困窮
15
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恣翁
酔ひ醒めに グラスに残る 泡消えしビール眺めて 木枯らしを聞く
21
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市川春水
停車場に何を笑まふか村人の手に冬陽映ゆる南天の実
8
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ふきのとう
わが歌に賞状たるの届ききてこの喜びを誰と分かつや
15
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桜園
觀客と踊り子たちの熱氣滿ち飮みしジュースに思はず醉ひぬ
12
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桜園
頬赤めお礼いいくれし從姉みて来れて良かりとしみじみ思ふ
10
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遠井 海
食べるのは私だけでも南瓜煮て嫌がられても風呂に柚子入れ
23
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あき
みみよりな事をお教えしましょうか彼とあの娘は喧嘩中です
14
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ふきのとう
冬晴れにはるか望める山々は冠雪の雄姿くっきりあらわす
8
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由良
曇り空一心に撮ってる人がいてスーツのシワを気にもしないで
5
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桜園
枯れゆきしえのころぐさの穂群には留まりいたる冬の温もり
15
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もなca
寂しさは硝子の窓に結露して描いたハートも泣き出している
20
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もなca
枝越しの薄い陽射しに「寒いね」と手を取り歩く冬枯れの道
14
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住川幸
蝋月の透明な空 見知らずの山を「富士」など勝手に呼んで
2
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住川幸
神無月 雲の切れ間が暗喩する先を探して空を見上げる
7
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住川幸
今だけは隔たれている揺れている 駅も忘れて雨を見ている
6
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まぽりん
香ぐはしき砂糖楓のふんわりと焼き菓子食めば心とろけぬ
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