秋日好のお気に入りの歌一覧
美津村
湯に遊びよろこぶ老いし妻あれば汝をまもりてゆかむと思ふ
17
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ながさき
夕焼けの 空に厳たり 筑波山 紫の峰 凛と寄り添う
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仔柚
上下する麦酒をゴクリと飲む喉につい誘われてキスをした夜
14
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恣翁
冷静な「彼女と寝たの?」てふ声に 吾の息づかひ 凍りつきたり
22
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舞
ふたりして思い出積んだ一艘の舟は漂う時の海原
22
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詠み人知らず
三角のすいかを食べて弓なりの残った皮はカブトのエサに
14
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詠み人知らず
こわごわとマッチをつかい火をつけたネズミ花火がしゅるしゅるまわる
15
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詠み人知らず
絵日記を机で広げクレヨンがあちこちむいて箱から出てた
11
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林林
まったくもぉ 頑張り屋さんなんだから後でぎゅうっとだきしめてやるっ
14
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詠み人知らず
今日もまた能ある鷹は爪を研ぐ誰も知らない未来の為に
13
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潮月繁樹
梅雨まぢか 紫陽花の裏 時を待つ 固く閉じたる でんでん虫よ
13
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潮月繁樹
果物屋 赤く並びし さくらんぼ 季節が欲しく 買いて家路へ
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林林
どくだみの苦渋い香に魅せられて鎌で刈りては日陰に吊るす
22
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詠伝
目に入る女が全てスマホを見ているこの国がフト怖くなる
16
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詠み人知らず
子らが蹴りパスのはずれて我にむけボールが転ぶ狭き公園
12
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松本直哉
さみどりのまろき実梅をぬぐひもて火酒に漬けゆくときのしづけさ
13
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千映
三十年住み慣れた家木々の根が大震災の揺れ受け止める
12
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松本直哉
あをき花あつめて植ゑし庭さきにあをき花咲き夏は来たりぬ
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あまおう
忙しい一週間が終わっても ぽんぽん歌が出ない才能
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聴雨
いにしへの歌に残れる言の葉をひも解くゆびに白き月影
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