秋日好のお気に入りの歌一覧
香月
去りゆきて僅かに漂ふ残り香のぬくもり侘しく浮かぶ面影
12
もっと見る
舞
手折るにはあまりに易き一輪の花のいのちの美しきかな
23
もっと見る
らんたのいど
ピンクってアルカリ性の土だっけ?いつしか咲いた紫陽花に訊く
8
もっと見る
恣翁
応へずて 指の煙草の火を見つめ 同意せざるを仄めかしけり
25
もっと見る
詠み人知らず
夜になりたたんだ蚊帳を広げては部屋につるした祖母はいま亡く
17
もっと見る
林林
塩と梅 一夜でかくも睦まじく溶け合ふ愛が滲み出てゐる
31
もっと見る
詠み人知らず
もう私疲れましたと言うようにうな垂れ咲けるカーネーションは
23
もっと見る
林林
開き読み 蛍の羽化の次頁「そして、そらへ」 みんなで空へ
14
もっと見る
林林
青甘き梅の実醸す微かなる香りとうたに心整え
13
もっと見る
林林
梅並べ 氷砂糖 梅 氷砂糖 ・・・「氷砂糖ひとつ食べてもいい?」
14
もっと見る
林林
おかずでき炊飯器をば見に行けば生米 生水 スイッチ真っ暗
15
もっと見る
夢士
梅雨入りの傘に入りたる二人づれ手に手に光るスマホに夢中
16
もっと見る
へし切
名にしおふ散る時を知る栗の花 梅雨入り告ぐるか道の端に濡れ
35
もっと見る
もなca
ぐんぐんと伸びゆく庭のミニトマト 脇芽を摘めば青い夏の香
25
もっと見る
詠み人知らず
乙女らが松浦の川の光る瀬に鮎子さ走る夏は来にけり
9
もっと見る
詠み人知らず
しわしわの真っ赤な顔で産まれたり小さくもあり重たくもあり
20
もっと見る
松本直哉
光年のかなたのほしのかげやどす遺影のきみのゑみやはらかに
7
もっと見る
もなca
抱きあげし赤子の重み いのちとはこのやはらかさこのあたたかさ
22
もっと見る
河のほとり
杉古き戸隠の道導すと深山を渡る風の涼しさ
15
もっと見る
まぽりん
月影もしばしやすらふ鉄輪の湯けぶり白く立ちのぼる宵
32
もっと見る
[1]
<<
1218
|
1219
|
1220
|
1221
|
1222
|
1223
|
1224
|
1225
|
1226
|
1227
|
1228
>>
[1489]