ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
そよ風を身に受けながら聴いている知らない国の知らない歌を
8
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縫
あやなして人の言の葉せまほしう 時は夜ならず朝おぼろ明け
3
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千映
二合炊くご飯二夜で消化する爺婆三人元気でござる
12
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恣翁
沈みぬる夜を 濛々と潜めたる垂水のごとく 火輪落ちなも
21
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千映
暑すぎて逃げ出したいといいながら京の都に誇りと愛と
11
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千映
調子良く体が動く嬉しさにこころのメモ帳どんどん埋まる
13
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千映
庭の草這いつくばって取る吾も午後爪赤くし娼婦の気分
9
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バロンマン
何気ない言葉に心ボコられてモビルスーツをアマゾンで探す
10
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舞
静か夜は問わず語りに妻と吾互いに遠き故郷の事など
12
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び わ
ウツギ咲き五枚の花びら清らかに風になびいて白く涼しき
9
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秋日好
巣箱よりにょーんと顔出すひな鳥のいのちに救わるささくれの夏
19
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Chico
「 やつてらんねえぜ 」って歎く毎 スモーキーマウンテンにて百圓光れ
10
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KEN
木隱れに光の散れば百合の影たちなげく如にほふ夏かな
20
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詠み人知らず
溶けあひて熱き肌に感じなも 言葉にできぬ吾の思ひを
12
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詠み人知らず
国民の快感原則にあわせて作れば売るる週刊誌かな
13
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詠み人知らず
麗はしくなりしに女が恋すてふ見立ては君こそ恋したるらめ
10
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聴雨
青虫は緑の葉っぱを食べたのに蛾になりし朝に孫は茫然
7
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夢士
東に昇り来る月三日の月赤く染まりて太りゆく月
15
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千映
銭湯の帰りはたまにかき氷真っ赤と黄色の舌でさいなら
9
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聴雨
人影の絶えて久しき道を行く凪の終わりの風に会うため
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