滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
生きとして 時の早さに 甘んじる 猫時計には 学ぶ姿勢を
2
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詠み人知らず
冷えた指 舐める猫舌 温かく 抱き寄せ掴む 夢の後先
2
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へし切
この人は何をやってもずれている 世襲議員の頭の中は
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へし切
冬空に児らの元気な声がする みんなほんのり 頬っぺが紅い
12
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び わ
雨が降る我が家の庭に寒椿紅葉や菊も寒さに負けず
8
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秋日好
ヘアチェンジ気付いてくれたその人に傾く心フードで隠す
11
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茂作
いつのまに年の暮れとはなりにけり 寂しさまさる喪中の葉書
14
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敦希
並木立 端の末つ子意地つ張り 散り終へたならば揃ひのすがた
6
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継海
「これ買ふよママに買ふんだ買つてよね」ままごとセット持ち父レジへ
2
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横井 信
あと少ししずかな夢を見ていたい冷たい冬の朝の青空
13
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睡密堂
もう冬でございますよと迷彩の肌を輝かせるプラタナス
7
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ハジメ
やがて満ちて来る光りのやがて訪れる春のために出来ること
6
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継海
正月の飾り作ると通学の児童ら走る未来は晴れるや
3
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へし切
武士の乱世を傾き まだ死ねぬ 花の慶次は おおふへんもの
12
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音蔵 雅秀
自転車のハンドルカバー装着す 寒き日つづき 冬への備へに
4
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音蔵 雅秀
朗々と 響く歌声円熟し 心揺さぶる島津亜矢歌
2
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び わ
カボスづけ赤かぶ口にしっとりと料理名人妻の漬物
7
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茂作
寒空の赤き柿の實哀しかな あるじなしとて採る人もなし
14
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継海
故郷の母の声だけ聞きたくてカーテン閉めて十円探す
4
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詠み人知らず
愛楽地 肩寄せ生きる 狭き部屋 物を増やすは 私の仕事
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