葱りんとのお気に入りの歌一覧
有賀亭小太
ひたすら 精査精査 逃れるんだ 都税の私用 不信増すぞえ
6
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ながさき
大輪の ビロード色の 薔薇の花 圧倒的な 存在誇示し
22
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工藤吉生
レコードのなかでは雨が降っているこちらよりややしっとりとした
15
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アキラ
暑き日をただ草を拔く一日にすればさほどは後悔はせず
6
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へし切
卯の花の憂き世の中に不如帰 声ふりたてて鳴きわたるらむ
23
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詠み人知らず
そうやって土に返るということを 認められない 肉でありたい
21
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詠み人知らず
奴は来る黒と黄色は違えども 生死の意味を 知るために来る
17
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へし切
年ふれば思ひとどむる面影の身を知る雨に泣き濡れるかな
24
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詠み人知らず
沐浴す赤子の耳を押さえつつ これは俺だと 泣ける夕刻
20
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只野ハル
Youtubeでひとりカラオケしながらビール飲みつつキーが合わない
13
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赤俊雄
傘をもつ右手の甲に縋りつく瓢虫となかよく出社す
6
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沙久
「生きている」その実感が消えぬよう 息ひそめ君の両の手を包む
15
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リクシアナ
枯れぬまま散りゆく性の花吹雪風は鎮まり時はためらい
23
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詠み人知らず
腐敗した果実の甘さ頬張った 邪悪な人は ニンゲン全部
15
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詠み人知らず
ありがとう 棺に向かう姉が言う 背後で泣いて また飯を喰う
18
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麻
忍び音に相語らひし人はいま世を去りぬとぞ聞く不如帰
21
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夢士
多摩川の流れに映る関戸橋生まれ変わりても歩みゆきたし
14
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へし切
声遠く鳴くや五月のほととぎす深山の田にも夏は来にけり
23
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尾木久保
頑張れと言われ頑張りそのあとは 褒められもせず もっとガンバレ
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へし切
卯の花を腐す霖雨の降りつれば田植えも近しはつなつの頃
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