秋日好のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
語るよりささやくように詠いたし満開よりもつぼみのことば
24
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詠み人知らず
そそくさと空いたお皿を持っていく独りの我とひとつのグラス
16
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あまおう
甘栗を買ってくれたね 夏祭り きみに貰った はじめてのもの
27
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ながさき
祈り、とは 人間のみに 許された 尊い行為 天地を貫く
19
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ながさき
道端に 咲く紫陽花は 嬉しそう 林を抜ける 風と遊びて
27
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片井俊二
君の名を貸出しカードにふと見つけ並べて書いた遠い夏の日
19
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松本直哉
枇杷熟れてたわわにみのる梅雨晴れの木蔭にしばしあせをぬぐへり
9
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千映
君からの「おやめなさいね夜の歌詠み」それってかなり無理っぽいです
10
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成瀬山水
梅雨だから好きな長靴履けるねと晴れ渡っている我が子の笑顔
20
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向日葵
願わくば時間よ止まれ アンパンマンより吾が好きな二歳のままで
16
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速魚
群青の空の鋭い三日月が精霊たちを呼び起こす頃
15
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コーヤ
夏風がそっと教えた木陰にはシュウカイドウがうつむいて咲く
14
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コーヤ
紫陽花はうつりゆく世をしのびてか長雨暮れて色かわりゆく
23
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詠み人知らず
熱いから気をつけてねとママが言う一番風呂の裸の子らに
16
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詠み人知らず
手のひらで昭和の文字が並びたり十円玉でおつりをもらう
20
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詠み人知らず
家族がねいっしょになって回ってる一日二度の洗濯機には
24
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光源氏
ひそかなる室の八島の姫蛍こがれの身にはけぶり立ちなむ
13
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舞
しのびつつ満ちゆく月夜いくたびか耐えて伝えんひとつ言の葉
17
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舞
出張の宿で開けたる弁当に「頑張って」との妻のメモある
21
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舞
恋するに良き季節かな淡色の花移ろわす雨秘めやかに
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