夢士のお気に入りの歌一覧
芳立
ジュラルミンの腹を照らして東京はかぎりも知らず燃えさかりけり
5
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己利善慮鬼
重ね合い響く鼓動も徒然に打ち広がりて春の音信
3
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己利善慮鬼
綻びし雪は白梅しんしんと踏み行く道に積もる花びら
3
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月虹
この雪は君の街へも降りますか優しさだけを積もらすように
127
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へし切
たらちねの母の命は斎児のこころに宿り生き続くなり
23
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月虹
雪は舞う地に咲き染めし白梅のはらひら花びら春の恋路に
73
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詠み人知らず
埴輪には無表情なる顔あれど笑みやいたみや怒りに見えゆ
7
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詠み人知らず
梅が香に霞む梢をしるべにて通路軽き春の山風
7
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風花
今泣いた子が笑うよう青空に 束の間舞ったなごりの雪よ
24
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紫苑
おほなゐの炎のうちに消ぬるとふイコンをおもふひとの涙は
11
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紫苑
たをやかなそのほほ笑みはうつしよを生くるあまたのなみだのうつは
15
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詠み人知らず
あるじなき軒端の梅や咲きぬらむ荒れにし門を香こそもりけれ
6
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詠み人知らず
笑顔なき遺影であれど線香の煙りの揺れる月命日ぞ
8
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来夢
太陽が背中を押してくれたから 我も誰かの陽にならんとす
9
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もなca
凍てついた土をゆっくり押し上げてひかりの方へ新芽は伸びる
22
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芳立
まがごとを怨みやまれぬわれを見て御仏ぞただ祈りたまへる
6
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しらすぼし
植木からポロリと落ちる花の殻そろそろ春が枝を彩る
6
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ながさき
四年前 突如発生 大震災 未曽有の被害 苦難は今も
17
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詠み人知らず
四年経て黙とうすれど震えたり爆弾のつく低気圧なり
7
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紹益
汚染水 制御できずに 今日もまた 豊かな海を 汚し続ける
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