夢士のお気に入りの歌一覧
月虹
歌は舟 心寄せ合う人達を優しい時の海へいざなう
61
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へし切
好きやねん 浪速女の愛しさのあほやと涙 逢ふ坂の恋
18
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芳立
風はまだしらせもせねど白梅の咲けばしたくをする鵠かな
7
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月虹
恋が浜寄せては返す白波に相聞といふ橋を掛け合う
62
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林林
「お義母さん一緒にがんばりましょうね」と義妹母の手おなかの子にあて
4
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只野ハル
振る気なく悠々と見送るでなく豪速球から逃げているだけ
15
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矢車菊
さよならはきちんと言ってほしいのに自分で言うのは苦手なままで
6
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へし切
無意識に ラッスンゴレライ 口ずさむ こんな笑いに救われている
17
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紫苑
あかときの彼岸のいろの 願ひなきうつせにありてしばしたゆたふ
9
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紫苑
おぼえたる憶えゐるゆえ耳ならぬみみへと沈むひとつぶの音
8
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林林
亡き母にさいごありがとう言いたくない母と一緒に私も消えたい
13
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林林
「最期までよく頑張られましたね」と医師(せんせい)母の呼吸器外す
12
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詠み人知らず
高齢の人に惜しまれ去りゆくも老いたる我もともにさみしぞ
5
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詠み人知らず
夜になり見回る床の寝顔には看取る人なきまなこのつむり
4
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詠み人知らず
わがままであればあるほど素直だと赤子のように老女を介護す
4
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詠み人知らず
ためらいて君に心を寄せるよに蕾みをほどくスズランの花
17
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詠み人知らず
図鑑みて幼虫を見て幼子がアゲハチョウだと手のひらを見せ
7
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詠み人知らず
梅が香と袖を争ふ月やあらぬ春や昔の霞む面影
8
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由縁
大風にぶらんこ軋む音がして木の葉はいつもの鬼ごっこ
5
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只野ハル
菜の花が雪混じりの風に揺れる足早に過ぎつつ目に留まる
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