夢士のお気に入りの歌一覧
恣翁
イヌマキの 森閑とせし植え込みを 春の西日の寒く照らせり
21
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愚と楽
目にのこる 卒業の日の教室をやさしく締める シクラメンの赤
13
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夏恋
中之島公園の一角でテント建て夜更けに湯をたて髪を洗った
14
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己利善慮鬼
人知れず落ちて蕾は春風に幸せを見るただ夢を見る
3
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へし切
丁半と 虎の子の金 注ぎ込んで 博打に興じ 株価高騰
14
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成瀬山水
薄青と薄紅まじる空に浮く月の白きに照らされし帰路
12
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へし切
友愛のこころも虚し鳩ポッポ 上辺ばかりの言葉行き交ふ
18
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詠み人知らず
高砂で相生の松に手を合わせ このままがいい 祈りを捧ぐ
18
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詠み人知らず
お水取りお松明から火の粉ふる二月堂には春の夜きたり
5
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香月
梅散りて遠き離しか君が許残りし吾が身をいまも見つるか
3
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ながさき
うぐひすを 同志と想ひ 悦びぬ 心地良き朝 春を告げ来る
22
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詠み人知らず
君想う夕べはいつも寂しくて冷めた紅茶にひと粒の泪
17
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葉月きらら☆
絡まった想いふくらみ今まさに花咲かせたい待ちわびる春
10
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詠み人知らず
愛犬が遠慮すごとく幼子に離れ触れずに親子をながむ
5
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恣翁
ありとある花 飛び回る蜜蜂や 集めし蜜を誰に納めむ
20
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ながさき
変わらずに 規則正しく 移りゆく 宇宙のリズム 心の友に
13
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詠み人知らず
着膨れの勤め人らの急行の シーズン終り ひとつ歳とる
14
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半格斎
さやけくも雪の里山音もなく ただ老いのみぞ増してゆくらむ
9
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月虹
たんぽぽの短く伸びた足元に黄色い春が優しく揺れる
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紫苑
川の面、海のながれのおぼろゆゑ真夜の樹にきくトライアングル
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