あまおうのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
さらでだに哀しきものを深山咲きはこべの花のしをりたどりて
13
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詠み人知らず
にはたづみ川を離るるあをさぎや水打つかげは空の底ひを
18
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葡萄
地の闇き水をあきらに結ふ形の玻璃はまどへる身を引きしかな
20
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風蘭
ざりざりと手の甲なでる猫の舌なでてなでられ愛し愛され
20
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風蘭
センダンの木かげほのかにむらさきのすがしいかおりうたう緑風
22
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只野ハル
しゃがみ込むおばさん達は賑やかに世間話の花を咲かせる
5
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只野ハル
そこから先に進めない思い出は遠い夕陽を見続けていた
4
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葛山葛粉
まんとひひひひひとわらうまんとひひこどもわらったまんとひひひひ
2
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しづく
高熱にゆれる意識で思い出す腕の温度はあたたかかった
7
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しづく
一生に一度きりですこれ程に色づいたのはあなただけです
10
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しづく
艶めいてほほえむ胸のうちにあるふたつに割れた押し花の陰
7
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しづく
きみの背にひとさしゆびで綴る恋しゅわしゅわとけて夏がはじまる
3
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しづく
売り物は笑顔、のようだ。千通りつくり変えてる仮面をはがす
2
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しづく
折りたたみ式の傘ではこの雨に勝てる気がせず、どんよりと夏
6
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こはぎ
わたしだけが使う呼び名を消し去って見慣れぬ君の名がそこにある
10
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こはぎ
「しあわせになれ」と「すきだ」と「ばか」を混ぜ固めて完成した「さようなら」
10
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こはぎ
幸せになってください永遠にわたしの耳に届かぬ場所で
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こはぎ
ゆれている僕をまるごと受け止めて痛がる顔が一等綺麗
8
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こはぎ
満開のさくらさくらよこんなにも正しい恋をしてみたかった
6
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こはぎ
大切なひとに触れない強さとか手を伸ばさない白さが欲しい
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