金木犀のお気に入りの歌一覧
inosann
恵方巻き打算の影がみえかくれ卑屈か吾は買えずにおりぬ
19
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千映
今日になるその瞬間に誕生日祝うメールの計らい嬉し
16
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亜貴
瞬きの間に日々が抜けてゆく 平日土日平日土日
6
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亜貴
忘れたと言い切れるのは忘れてはいない証左と自嘲する夜
8
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夢士
家々の窓を開きて鬼は外福は内なる声や何処に
16
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萱斎院
目さむればいとど長き夜いだかれし夢に濡れるや梅のした風
9
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葱りんと
追い払う 鬼はいづこぞ ああここか 胸に豆打つ 居座られても
21
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石川順一
東京の風景見たくてしょうがなく黒いビルかなそろそろ終点
18
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コーヤ
風邪ひいて 咳、鼻、微熱で 元気無く 萎んだ花の ような一日
21
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絮谷新
少年の銀の吐息を纏ひては抱けば毀るわれのはつなつ
17
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愚と楽
偉そうにネクタイ、スーツに革の靴 ありがとうさえ すっと言えない
13
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まあさ
一日も 欠かさず歌を 詠み続け 数えてみれば 今日百日目
25
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詠み人知らず
巻き寿司を食べねば幸が逃げてゆく セブンの戦術 踊る人びと
20
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松本直哉
あめつちにあまねくひかり満つるあさ春告げ鳥の初音はつかに
13
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舞
山茶花の散りて果てゆく春までにまだひと時の赤い花咲く
17
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inosann
両の手に薬のつまりし荷を持ちてバランスとりつつ客宅たずねる
15
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野々花
待つという優しい時を閉じ込めて午後の陽射しが窓辺に揺れる
26
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まあさ
家中の 窓を全開 邪気払い 家内清めて 待つ福の神
25
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野々花
どうでもいい事など無いと言いながらためらわず消す迷惑メール
20
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西村 由佳里
少しづつ耳を広げて知ってゆく言の葉のない音楽の名を
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