村上 喬のお気に入りの歌一覧
紫苑
驟り雨せみさえ黙すそのときに囁きたまえ我が耳もとで
92
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紫苑
雑音のふるあめりかの恋唄に頬をぬらした十八の夏
15
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浅草大将
浪風ようちて磨けよ若みどり身にあらいその松のほまれを
20
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浅草大将
闘ひの後にやなにを得るとらまん辿る家路もそらに眺めて
22
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西村 由佳里
埋もれゆく 人ごみの中 見上げれば 透き通るほど 青い大空
6
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西村 由佳里
山茶花に 顔を近づけ 香をかげば 鼻の頭に 雄しべの気持ち
10
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西村 由佳里
君のため 言葉を選び 君のこと 言葉で包む 母でありたい
8
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おおしまゆきこ
何気ない思い出話の跳弾が急所に当たり死にそうになる
22
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恵
草の音をさよならの中で聞いていたもうすぐ夏がゆっくりと来る
18
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葉月きらら☆
綺麗だと言われて開く花となる 咲くも枯れるも貴方次第よ
86
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浅草大将
短か夜の明くれば長きさつき闇やまぬ霧雨さめぬゆめ路に
20
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只野ハル
ひとりめし作る寂しさ味わって食べる辛さをただ飲み下す
24
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芳立
夏の日の眩暈なりけり死に甲斐をわれに与へむひとのかげなど
7
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聴雨
躊躇ひの指さき拾ふ訥々とつぶやきこぼす星をさがして
11
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白亜
跌にかさりとささめく空蝉の琥珀まばゆき夏の朝焼け
10
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あまおう
キミノコト、思う気持ちが潤々と踏ん張って増す。表面張力
45
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詠み人知らず
忙しい社会のなかで私のペースを探してイヤホンをつける
2
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小林道憲
わだかまり解けるがごとく梅雨空に 花菖蒲の花ほのかに咲けり
20
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紫苑
かたむけるレモンの酒にシロッコの匂ひグラスのふちを溢るる
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