水中あやめのお気に入りの歌一覧
芳立
かぎりなき悲しみわれにあらませば世に御仏をたのまざらまし
12
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聴雨
華やぎてけふを春とし舞ふ花の里に残れる蕊のこころに
9
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詠み人知らず
雪とけし水よ桜の根にかへれ散りかふときの山も踏み見む
6
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浅草大将
今よひこそ恋をいるさの山かげになほ隠れつつ弓はりの月
8
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夢士
小彼岸の小枝にメジロ遊び来てヒヨに追われて飛び去り行かむ
7
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夢士
小彼岸の桜ほころび弥生なか風冷たくも陽は春を呼ぶ
6
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夢士
春きたり梅よ桜と人は愛で杉とて花のあるを告げおり
12
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小林道憲
春風が若芽育む 大和路の若草山の野火の焼跡
20
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片井俊二
小春日を受けて輝く水仙のか細き影に冬はたたずむ
37
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詠み人知らず
斃れ伏す岸の水仙たたふべし波の砕きし雪を枕に
5
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紫苑
さくらさくら詠ひあふこそ愛しけれものぐるふゆゑ降り来るさくら
9
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浅草大将
とけぬまま積もる恨みも深からむ踏まで三歳をふる里の雪
11
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夢士
冴えわたる小鳥の声に春を聞き凍れる頬に手を当てやらむ
10
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へし切
年を経て水茎の跡懐かしき妹が名残りの麗しき文字
42
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浅草大将
入あひの鐘の響きをかすか野に聞けば梅の香あは雪ぞ降る
10
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みやこうまし
「我が歌」を詠みたく思うこの娑婆を愛して生きしその証とて
17
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夢士
沿線に春きたるらし色を愛で菜の花の黄に河津の桜
15
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芳立
名にかなふ春をまつ日にゆくりなく雪のしらせを都よりきく
8
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恣翁
緑衣編む絹糸に似たる細き葉を 東風や裁ちけむ 鋏のごとく
32
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夢士
小雪分け春の訪れ蕗の薹 夕餉の膳を香りで飾る
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