芳立のお気に入りの歌一覧
村上 喬
凩に熟れた苺を頬ばれば仄かにかおる春のさきぶれ
16
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inosann
忘れてはいまいか月の役割を闇夜を照らす光としての
16
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詠み人知らず
蝶となり恋ひこがれつつ連翹の枝にとまりて遠つ国おもふ
9
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詠み人知らず
恋しくは来れ我妻九段なる桜の枝に咲きて迎へむ
1
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詠み人知らず
担任がイケメンなので化粧にも気合が入る授業参観
12
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詠み人知らず
好きな子に告白できず遠くからただみつめ小僧すごく控え目
4
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詠み人知らず
死んだ目の黒く澄んだ凸面に映る灯りが全てだという
2
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紫苑
足くびをあらふ片瀬の浜の辺にやさしみいとふ片貝の艶
12
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紫苑
蝉時雨ふるヒロシマにわすれゐし詩よみがへる「水ヲ下サイ」
24
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詠み人知らず
湯浴みする君の御姿うるはしくさやかに光り銀とかがやく
5
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クニコ
待ちわびて雪が街ごと私まで砂糖菓子へと変えてくごっこ
17
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クニコ
それぞれにデジャヴのような朝が来て間違い探しの今日がはじまる
26
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浅草大将
千早ぶる神やいつにぞ蒔きませるその言の葉の初めなる種
17
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浅草大将
かの岸をいまはの夢にみつせ川渡るはのりの舟のまにまに
7
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詠伝
私室での吾は狂女なり己が血を顔に化粧し微笑んでゐる
7
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詠伝
眼をひらくガラテアは血を身に宿し象牙の肌の潤い満ちて
4
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詠み人知らず
長イスが二つしかなくサルトルに けんか売ってる三角関係
3
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紫苑
玉の緒のうつつにあらず暮れなづむ空をかがよふうすくれなゐの
12
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小林道憲
北嵯峨の旅行く人の跡絶えて池の水面に冬雨の降る
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紫苑
闇ぬちにひたすゆびさき煌々とななめにかかる月のふたしか
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