ふきのとうのお気に入りの歌一覧
灰色猫
雨の日は水の調べに耳澄ます 綺麗な和音に癒されながら
20
もっと見る
詠み人知らず
指に見る指紋という名の幾何学の類まれなる私の証
17
もっと見る
恣翁
おにぎりの米の一粒 誰か知らむ 農夫垂らしし汗の果実と
19
もっと見る
恣翁
両手擦り 日射し喜ぶ冬の蝿 忽然飛びて窓に当たりつ
18
もっと見る
紹益
結論の 見えてる選挙 空々し 大金かける 大義何処に
14
もっと見る
詠み人知らず
母さんのちいさな肩先あたためる光りの色でストールを編む
19
もっと見る
ながさき
悠遠な 宇宙の旅に 出かけよう 小さな地球に 別れを告げて
21
もっと見る
恣翁
片恋の怨み 幽鬼と化しながら 死に切らで迷ふ 無間地獄に
22
もっと見る
夢士
早やすでに歌の無き日のなか三日苦し紛れの三十の一文字
11
もっと見る
へし切
雲間より覗く夕焼け空眺め明日は晴れて鳶が飛び立つ
20
もっと見る
恣翁
公園に 朴の落葉を踏める時 乾きたる音の寂しく響く
28
もっと見る
紫苑
朔日に歳をかさねしもののふの追ひえぬ背のことづてを読む
12
もっと見る
浅草大将
明日よりはとけぬ雪こそ降り積もれけふ根雨と聞くしぐれ山里
10
もっと見る
村上 喬
想い出をグラスに注げば微笑みは琥珀の泡に包まれてゆく
12
もっと見る
へし切
ひとり言ゆふては思ふ淋しさに移ろふ身こそなほ切なくて
19
もっと見る
紹益
都会から 来る人よりも 都会へと 出る人ばかり 田舎新駅
19
もっと見る
月虹
君の手に人差し指を走らせる運命線に我を刻んで
26
もっと見る
みやこうまし
銀杏の葉風に散らされ裸木となり 枝間にのぞく青白き空
10
もっと見る
へし切
まじらぬと強がり言へど淋しくてひとり遊びとまた歌を詠む
25
もっと見る
みなま
雲間より差し込むひかり弦と張り竪琴となさん天の橋立
16
もっと見る
[1]
<<
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
>>
[424]