久哲のお気に入りの歌一覧
浅草大将
明日からも少年だよと冬空に口笛吹いて二十歳の誓い
14
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山本克夫
うそばかり輝く夜にほんとうが街のはずれに捨てられている
4
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山本克夫
気がつけばわたくしの坂道を風の速さでおりてゆく自転車
1
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山本克夫
「月でお会いしましょう」と、かぐや姫は言い残し電車に乗った
2
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山本克夫
ゆっくりと鎧を脱げばなんでしょう羽毛布団に包まれている
2
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山本克夫
身体的構成が人魚と逆というだけで半魚人はつめたくされる
4
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谷川めぐむ
あの人がいなくなっても止まったり泣いたりしない地球が憎い
7
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じゃこ
泣き顔が朝青龍に似てるとこ以外はほんまええ子なんやで
12
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山本克夫
言ったかもしれない永遠に結べない靴紐があるということを
1
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日野つみれ
淡色の呪いのようだ携帯で一番星を撮る女の子
7
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紫苑
身のうちに巣喰う白蛇の蠢きを視つつ青菜に刃を落としけり
10
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由良
身を開くその時を待つ かすみ草誰の為でもないはずなのに
7
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山本克夫
国語辞典に重圧をかけて搾り出す かなしいのですね断末魔
1
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羽
うつくしい森ひとつ越えてきたような今朝のあなたのひかるくるぶし
34
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キヨム
いたいのをはんぶんこしよう 痛いって言えばいいんだ(言えないんだろ)
10
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庭鳥
みたままを詠む歌つよし凍りつく北風のごと我が頬を打て
16
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庭鳥
ドア開けてちょうつがい側僅かなる隙間で覗く歌ぞたのしや
5
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紫苑
水底に抱き合ふ腕のひとつありてどこまで蒼き冬のみづうみ
38
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ほとり
適当にうたったはずの歌だった 代表作になってしまった
11
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じゃこ
どうでもいいだろうこと中ほんとうにどうでもいいことなんて僅か
2
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