詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みなま
柿の実も蜜柑花梨も樹に在りてあかりを燈す木枯らしの空
5
もっと見る
リンダ
追うことも追われることも過去となり執着の文字、幸せと丸
7
もっと見る
只野ハル
朝焼けの桜並木の秋の色散り行く前の暖色のとき
7
もっと見る
白亜
ビル群のラインおぼろげ ほろほろと明日を消しゆく雨の脚かな
16
もっと見る
敷島ヤマト
とおくなる君とのこともさざ波のようにかえってくればいいのに
4
もっと見る
浅草大将
磨かずばなど玉ひかる石原や浜のまさごも砂利のままにて
10
もっと見る
たんぽぽすずめ。
あれこれと忙しいけどおい自分頑張れよまだ四十六だろ
17
もっと見る
詠み人知らず
双子でも 三つ子でも良い 豊満で 艶やかであれ 旨い枝豆
16
もっと見る
光源氏
ペリカンやクロネコ小熊も現れて我が家に届くメール便かな
13
もっと見る
只野ハル
散水のノズルで応射でも被弾掻い潜り来るモスキートども
4
もっと見る
逢
「せーの」っていっせいに走り出すようにこれから夏がはじまっていく
12
もっと見る
falcon
蕎麦打ちて頭のねじり鉢巻をはづす笑顔に粉の残れる
17
もっと見る
詠み人知らず
薄紅に 染まる夕暮れ ぼんやりと 人待ち顔の 片割れの月
29
もっと見る
リンダ
飴玉をひとつポッケに忍ばせて苦い想いをごまかし帰る
6
もっと見る
まるたまる
瞳からアルミニウムが零れ出て恋の形見の青い紫陽花
18
もっと見る
浅草大将
戻らじと心定めて仰ぐ窓に夜業の燈ともる何故かさぶしも
20
もっと見る
七色コイン
高く翔べ誰より高く遠くまで やき直しでも歌は死なない
6
もっと見る
リンダ
居酒屋で隣の男子の発言に若さの怖さ気づいて酔えぬ
9
もっと見る
まるたまる
もう君の心を照らすことは無い私の放つ弱い光は
12
もっと見る
みづ子
山の香を含んだ風に揺らされるブルーシートが名残惜しげに
14
もっと見る
[1]
<<
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
>>
[40]