おじいのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
吉備の国古代弥栄ほしいまま柴栗年輪風ゆるやかに
11
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詠み人知らず
見つけたり抗いよりも寛容と重ねる年への日々のありよう
15
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沙羅
まばたきの数なんかを数えてる眠れないのがうれしい日には
8
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夏深
忘れ物したよな夏を見送れり鉄橋を渡るこの窓辺から
9
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美津村
熔けし鉄のこびり着きたる太き腕傾けロボットは鉄を鋳流す
9
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美津村
熔けし鉄を注ぐロボット腕あげて反転する時その腕光る
8
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名鈴
仏供米を 庫裏に預けて 本堂を さびしく見遣る 秋の彼岸会
13
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滝川昌之
状況を見定めるまで眼をこすり休日なれば二度寝の至福
13
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恣翁
絢爛と咲く紅薔薇よ 年経れば バタ臭さ やや鼻につくかも
11
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みをつくし
あり得るや 名画さながらあの駅で 君と邂逅 星降る夕べ
18
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水鳥
靴擦れはバンソウコでしのげ 鳴らない電話は冷蔵庫の中
2
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水鳥
脱いだまんまのあなたのパジャマ 顔うずめればサロンパスのつーん
3
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一歩
新珠のオリ・パラの年退きしボッチャ競技のチケット求む
1
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灰色猫
見たものを感じたものをこの星の最初の人となって歌おう
9
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ななかまど
秋茄子は嫁に喰わすな正論を掲げて皿にのるは焼き茄子
10
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桜田 武
初孫の成長見ゆる運動会燃える赤帽さっそうと一位
7
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Chico
鱗めくすぱんこーるの一枚を手に戻り來ぬ 魚町路上
10
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Chico
はしたなき 言の葉いくつ噛みしめて 鱗 売るるや 魚町少女
11
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横井 信
道端の鳳仙花から種の飛ぶすぐに聴きたい君のひと言
11
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名鈴
目覚むれば 知らぬ自分に 生り終へて その外見に 合わせ生きてゆく
10
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