朝野沙耶のお気に入りの歌一覧
海野 冬雪
かわらない あさがくるのか なんのため ねむりをほっす めざめあれば
3
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睡密堂
刃のように研ぎ澄まされていくこころ東雲の空春まだ浅し
9
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ななかまど
ホトケノザの小さき花みて思いだす 小筆一刷きほどの春蜜
14
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滝川昌之
檻なのか草原なのか生き方を選ぶは自分一匹として
22
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Hatabou
図書館の空いてる席は一つだけ君のとなりの記憶はおぼろ
7
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美生子
母の住む老人ホームに春の雪しづかに降れり花の如くに
14
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白﨑さき
死にたくない恐怖が生に与えてる 最大限のコントラストを
7
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千葉 甫
聞き耳を立てれば雨は降っていて躊躇うような雷鳴のくる
9
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こぐまじゅんこ
ばあちゃんが作った絵本をさっちゃんは何度もめくって読んでとせがむ
11
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小林道憲
古里に雪消え初めて 小川辺の土の香恋し 水の流るる
8
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音蔵 雅秀
寒気撃ち シュルルと登り 冬夜空 咲かす大輪 玉響の華
3
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へし切
そもそもに悪きは政治に無関心だから蔓延る下等な議員
14
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兎桃
老いの空ウズベキスタンと人に聞く人の数だけしあわせはあり
4
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音蔵 雅秀
菩薩から鬼畜までみな 人心 神に訊きたし 何故に創りし
3
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兎桃
玉葱の微塵にするを語る義兄そんなん皆んな知ってるけどね
2
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睡密堂
花ひらく時を待つ枝ふくらむ芽多分そのうち多分もうすぐ
8
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滝川昌之
早春の風は今年も甘酸っぱい卒業ソングを奏でるように
19
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敦希
過ちに悔やむ泪は乾いたか 腫れ瞼の面 戒めはまだ
15
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うすべに
よろこんで食べるようすがうれしくて つい摘みすぎた早春の草
12
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灰色猫
感想を述べてしまうと崩れ去る本とは砂でできているもの
11
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