ふじこのお気に入りの歌一覧
秋日好
一条のあさひに向けてよつんばい少し進んで顔を埋めて
15
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灰色猫
生きてゆく貰った恩を大切にいつかだれかに託せるように
21
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灰色猫
もう消えてしまいたいと願う夜をいくつ渡れば救われますか
17
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灰色猫
愛してるあなたの声が泣いている築いてゆける手をとりあえる
19
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詠み人知らず
己にぞ負けず貫く 観念の遊戯に終ふるは虚しくあるに
14
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詠み人知らず
迷宮に一人彷徨い蹲る 女神抱きしめハートにキスを
12
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元親兄貴
ひとつとて同じ景色見せぬ空今日はどんな顔を見せるの?
12
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inosann
秒針がチクタクの音に伝え来る人生の重さ 日曜の朝に
24
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大野 冨士子
免疫が日々細りゆく難病を 君が得たから ぼくも背負うよ
25
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日置鳩子
ひとしきり神宮の榊に頭を擦りて若き牡鹿の静寂へ消ゆ
13
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滝川昌之
休日の町内清掃 手を止めて集めているのは近所の噂
28
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夢士
老いの身を思ひ知らさる冬の夜滑り転がり脇腹痛む
17
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石川順一
モスチキンカイワレ大根なめ茸の炊き込みご飯の夕餉でありぬ
10
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秋日好
珊瑚閣と名付けられたる楓の木彼を思いて植樹すること
17
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へし切
思ひ侘び袖のしがらみせきあへぬ憂きに堪へぬは人にありけり
25
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新座の迷い人
八十二過ぎ 妻の介助をの 淋しさよ 空しく思う 我が身悲しき
10
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灰色猫
虫の音の途絶えた朝に寒々と明け初む星に冬来るを知る
26
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萱斎院
ゆふぐれの横雲のそら燃えたちて 見果てぬ夢のなごりとぞ見る
10
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吉野 鮎
櫻道彩の葉の散り盡くし木の下山茶花桃いろ一輪
12
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吉野 鮎
山茶花の一輪ほどけまた一輪蕾の先のやさし桃色
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