詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
定禅寺 通りの欅 色付きて 長け行く秋や 長嘯すらむ
26
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恣翁
馬追ひが 丼飯と 喰らひけむ 富山ブラック いと塩辛し
16
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恣翁
命あらば 良きこともあらむ 人生に など死ぬるのみ 念はるるかも
22
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恣翁
峠なる 靄に浮かべる 杣家から 立ち上るらむ 朝餉の煙
24
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恣翁
山陰の 青き木末に 陽の射して 満ちたる霜ぞ 銀に輝く
24
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恣翁
焼き鳥の 煙懐かし 立ち飲みの 男の愚痴の 沁み込みし色
25
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恣翁
安易なる 慰めはきっと 拒まれる でも大切に 自分自身を
26
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恣翁
有明の 霧の底から 徐に 現はれ渡る 家々の影
28
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恣翁
日の暮れて 家路を急ぐ 人あれや 門口の犬 吠えたるを聞く
23
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恣翁
窓越しの 常と変はらぬ 月なれど 同じからずも 試の果てつれば
25
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恣翁
争はず 笑ひて犯す 百人の 雪の様なる 花魁の肌
14
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恣翁
街中に 聖夜の楽の 流れ来て 郷心をぞ 掻き立てにける
24
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恣翁
薄寒く 暮るる港の 市場なる フォークリフトの 横に富士山
25
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恣翁
木枯らしに 耳を澄ませば 幽きを 雑木林に 落葉囁く
26
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恣翁
若人の 鋭利なれども 繊細な 真似をゆるさぬ 感性に酔ふ
25
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恣翁
これからの 三千世界の 道標 初心に謙虚 忘れざるべし
19
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恣翁
戸を敲き 虎落笛の音 聞こえけり 明くる朝や 雪降り積まむ
24
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恣翁
沖合ひを コンテナ船の 航る海に 朝日浴びつつ 海苔摘める漁父
24
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恣翁
人だけが 未来に向かひ 自らを 在りたいやうに 投げられるんだよ
29
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恣翁
この儘じゃ 君は単なる 臆病な パラサイト的 家畜に過ぎぬ
25
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