炭酸水のお気に入りの歌一覧
秋日好
あと五百ポリアンサスを植え付けてやっと生誕祭に備える
17
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まあさ
「おめでとう」言わざるを得ない局面で 嫉妬してること 隠したつもり
21
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詠み人知らず
久友にゑがほで送る別れぎわまた会えるかと何度も手を振る
14
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リクシアナ
予報士は驟雪降ると天気図の我住む町に雪だるま付す
28
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沙久
濡れ雪を 頬張りたくて 空仰ぐ 君と共有する snow kiss
15
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只野ハル
冬の朝赤い帽子の園児らのマラソン大会吐く息白く
20
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灰色猫
しゅんと立つ産毛にふれる明け方の冷気が告げる冬の訪れ
30
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へし切
初冬の庭もはだれに降る雪の早きに惑ふさざんかの花
28
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藍子
のしかかる夫の介護私にも少しで良いの自由が欲しい
18
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舞
雪知らぬ街は侘びしくはだか木の影踏みて行く吾もモノクロ
16
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詠み人知らず
ストーブの煮物の匂ふ夕餉時の匂いに呼ばれ君帰りくる
21
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コーヤ
瑠璃色の龍の髭の実枯れ庭に散りばめひかる宝石如し
22
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詠み人知らず
日めくりの薄くなりゆく侘しさに咲き篭もりたる枇杷の木の花
23
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桧漣
五七五の後の七七さらに後君に届けば言葉はいらぬ
7
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麻
ふるさとのむなしき風も色あせてなほこそ匂へ白雪の花
31
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あふひ*・○・*
さよならと御所の砂利道踏み行けば冬空望む返り花哉
18
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石川順一
乾涸びた米粒胸の間に持つタレントの痛みが我に移りぬ
16
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只野ハル
専従の家族介護の我が身にはリズム狂わす祝日となる
23
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ラベンダー
紅葉を 映す水面の 幽玄が 唯々美し 光の夜寺
14
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人三昧
人もこず 電話も鳴らず みかん食む 孤独が吾を 包み込むなり
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