和草のお気に入りの歌一覧
舞
雨音をともに聞きつつポツポツと寝る間に妻と思い出語り
14
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恣翁
貨物車は 白日の下 我が罪を載せて 犇めき過ぎりたるかな
18
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夢士
花桃の枝切り詰めし秋の空花芽出でよと春来るを待つ
11
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詠み人知らず
冴える風 景色は澄んでいるだろう 近視族には 滲んでいるが
15
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ながさき
百舌鳥が啼く 朝の静寂を 切り裂いて 生きる厳しさ 教えるように
27
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林林
育ちゆく青梗菜に寄り添ひて白くちいさく野の花の咲く
21
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林林
すつきりと枝だけになる柿の木は吾らを冬の支度に誘う
18
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灰色猫
人間が 人間である おろかさに 優しいキスを ひとつ贈ろう
48
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大さん
金木犀 北のこの地に無いと知り練り香水で君の香を知る
18
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へし切
何かなしひとり眺むる月影の目にはさやかに秋の夕暮れ
23
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林林
本番前 師がわれに説く心得は「恐るるなかれ 侮るなかれ」
16
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矢車菊
顔のないうたびとたちの心へと千の言の葉しずかに積もれ
22
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コーヤ
朝露でキラキラ光るねこじゃらし懐かしきかな歩みとめたり
17
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夢士
天空の満月明か神無月愛でる人なく雄花ゆれをり
18
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舞
はにかみつ異性の友と語りゆく学生たちの街は華やか
16
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恣翁
青空を今日見られしかば 死刑囚や 煉瓦塀仰ぎ ホッとしたるらむ
14
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光源氏
逝く水の止まらぬごとく常もなくされども旅に去にしと思へば
16
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風花
幼少の旅の思い出朧気にYouTubeで聴く蜩の声
16
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林林
半月はあなたの心?悲しみを抱えながらも笑顔湛えて
16
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詠み人知らず
柿の実を見上げる空の青さかな籠いっぱいの冬への準備
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