秋日好のお気に入りの歌一覧
ななかまど
洗い置くえさ皿に雪の降りこみぬ知らぬ老猫毛づくろいする
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灰色猫
うたのわに来るとなんだか歌いたくなってしばらく孤独にさせて
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滝川昌之
亡父(ちち)いわく餅つく杵は腰で打て臼に伝えろその粘り腰
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灰色猫
うっすらと透明になり溶けてゆくハイグロフィラの葉が春の色
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うすべに
はやばやと赤いリースは門松に 変わり身はやい京に鐘の音
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杜鵑草
あはれなる月は冬にもあるものをなに秋のみと思ひなしけむ
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只野ハル
まったりしてる午後のカフェ恋人を待ったりしてるふりをしている
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西手心黒
帰省する車を照らす満月やヘッドライトの細さを扶けて
8
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西手心黒
着込むにはまだ早いとは思いつつ帰る田舎の雪を想へば
5
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西手心黒
「また来年」と告げる上司が判子つく年の瀬に残業を一時間足す
9
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西手心黒
田舎屋の 豆腐の味を誉めたれば ただの自家製 ただの井戸水
1
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トウジさん
水湛え宇宙から見える青の星戦争や飢餓まだ「青い星」
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灰色猫
まだわたし私のなかを流れゆく水の赴くままになれない
3
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舞
布団へとまだくるまるか冬休み子らの踏み跡残る校庭
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へし切
君は君 変わらなくても良いんだよ 人はそれぞれ 才もそれぞれ
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滝川昌之
フリスビー水平飛行でジャンプしたボーダーコリーの影が追いつく
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西手心黒
酒を注ぐグラスに浮かぶ丸氷手を合わせたる曇り十五夜
5
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西手心黒
占いは意外と理系分度器を片手に眺める星座のめぐり
5
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西手心黒
へだてねの夜半の月よな隠れそねおもひて過ごす明けを待つ身の
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舞
秘めやかに 思いは積もり溢れては滾りて出でる 恋と名付けん
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