由縁のお気に入りの歌一覧
夢士
いきずまり何をする気も失せにけり駅までの道ああチンドン屋
12
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へし切
老いぬれば埋み残れる蛍火のせつなき思い内にとどめん
25
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三十四
溶けてゆくみぞれの代わりさらさらと桜の雪がしずかに積もる
7
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恣翁
定めなく柳絮舞へるに 惜別の人を 如何でか垂糸繋がむ
18
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和竹
忍ぶほど誠となりて現れぬすべてを占める思いとなりて
3
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縫
鳴り止まぬひびの割れ目に痛み止め箱買いされるぬるい毎日
2
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詠み人知らず
さまざまの職に就きたる人が乗る車内で見える社会の秩序
10
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河のほとり
桜花散りゆくほどは春日にも消えぬみ雪の降るかとぞ見る
16
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詠み人知らず
寂しさを紛らすために歌を詠み心を映す鏡となりぬ
20
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舞
カミさんの弁当持ちて朝の旅道変わらぬも今日のおかずは
11
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sweets
詰られてお前なんか嫌いだと言われたほうがまだマシだった
4
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恵
捨てられぬ 君のメールも合鍵も優しい声もキスも笑顔も
17
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己利善慮鬼
綻びし雪は白梅しんしんと踏み行く道に積もる花びら
3
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己利善慮鬼
失いし栞を探す旅に出て電車に揺られ読み終わる本
6
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朔夜
内頬に広がるひとくちチョコほどの甘味恋しい一人寝る夜
8
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詠み人知らず
鳥ゆらす枝より落ちる枯葉かなひらりひらりと吾にふりかかる
10
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雨貝まつり
メッセージカードと愛を抜き取って自分でチョコを食べる三月
13
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豊川浩
わたくしという名のわたし歩いてる影はどこまでのびるのだろう
7
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光源氏
山里のかたぶく月をながむれば心にしむる雁のひとこゑ
14
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たみお
南天の 凍てつくほどに 赤み射す 果実のように 生きてゆきたい
10
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