朔夜のお気に入りの歌一覧
KEN
朽ち行く葉 枝より舞へば 奧の月 こかげひとかげ 一重に写し
10
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灰色猫
飢えて死ぬ銃に倒れる悲しみがあなたでなかったことに感謝を
13
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ななかまど
今はもう子育て遠し運動会準備体操かすかに聞こゆ
7
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滝川昌之
物分かり良さげに沈む秋の陽よ粘れば叶う恋もあるのに
22
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KEN
旅立ちぬ 蝶を偲ぶや ふぢばかま 紫匂ふ 雨の天武忌
12
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滝川昌之
野分去り薄日を得ての祝い膳 義母の傘寿に雨傘要らず
18
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ななかまど
唐突に空に穴ある心地してビニール傘をたたき降る雨
13
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灰色猫
暗闇を光を抱いて生きてゆく心のままに歌を歌って
13
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灰色猫
この胸の蝶のタトゥーが痛むからいつでも風に会いにゆけるさ
9
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灰色猫
はじまりはほたるのような憧れで気づけば地球がほたるのようで
10
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名鈴
恋しかる 君に少しも うつくしと 覚えさせたし 薄く化粧す
7
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横井 信
山寺へ枯れ葉踏みしめ神無月刈田にのぼる野焼きの煙り
12
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Chico
「 ぽ わ む ん ? 」と好き音たてて烟りつつ球根や生れ きみの泣くたび
15
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灰色猫
伝えたい言葉がきっとあったんだ心が愛を知りたがってる
8
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滝川昌之
完治してリハビリ室を出る俺を気丈に祝う出れぬ老い友
17
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恣翁
暮れやすき陽の 力なく薄れゆき 後の彼岸や うそ寒かりし
16
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ななかまど
秋ふかみ夜の冷気に冴える空幾光年のひかり届くや
14
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KEN
流れ行く 時の川門を 計る如 槻影長き 神無月かな
11
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名鈴
夏よりも しのぶの乱れ 増すばかり 君が幾度も 触れ揺するから
10
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横井 信
少しずつ色づいてゆく柿の実をじっと見守る刈田の案山子
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