白亜のお気に入りの歌一覧
芳立
刈りかねてかるるにかれぬ葛の葉のうらみ染めゆくおそ秋の雨
8
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芳立
われはまだ触れみぬひとの枕べにさしも入るらむ月くちをしき
23
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ふきのとう
柿の実は深まる秋に色づきてからす飛び立つ夕焼け空
14
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桜園
秋寂しつるべ落としの夕暮れは子猫を抱きてこたつにもぐりぬ
19
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河のほとり
秋風は吹かずもあらなむ静かなる夜の白露に月の宿れば
12
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ケンイチ
かなしみは汝となりゆく望月のさそふさざ波かすかに聞けば
9
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恣翁
白鷺の番ひの一羽 飛び立つも 雨の中洲に 片や残れり
33
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聴雨
雨音に耳そば立てて夜もすがら夢まぼろしや月の声きく
12
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聴雨
道ゆけば出会ふ数多の花のいろ白をし伝ふこころを聞かむ
8
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河のほとり
けふもまた夜はの空をぞたのみつる昔ながらの月を見るやと
11
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ふきのとう
秋空に親子の声は響けりて芝生にそそぐ陽のやわらかき
9
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みやこうまし
枯れ落ち葉踏みて歩けばかさかさと鳴りて聞かさる秋の瀬音を
13
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falcon
地図を手に街角をゆく若者のスーツ姿に風は冷たし
13
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舞
時折に降る秋雨に貴女をば想えど虚し慕えど哀し
6
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桜園
やぶれし羽休めて地面にとまりいし紋白蝶をそっとみ守る
61
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雲居の月
春の夜の夢ばかりなる月影に絶え絶えかかる夜半の浮雲
6
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ふきのとう
西の空赤く染まりてくっきりと灰色の雲いま隠れゆく
10
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ふきのとう
窓を打つ激しき雨に讀み終へた河野裕子の生きざま想ふ
14
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たんぽぽすずめ。
強風に良くなる明日のお祈りを放さず友へ温めてます
6
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聴雨
秋雨の落ち初む野辺に濡れそぼつ花の心を何にたとへむ
8
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