偽嫁のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
風運ぶ人の出会いを待ち望む我は巷の風媒花かな
12
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桜園
蛍光灯きれし暗きリビングに蝋燭ともし夜をすごさむ
19
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舞
何時の日かあなたも知るや濡れながら母さしかける傘の重さを
23
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yuki
伝言を過去の私に置いていく「今はこうして笑っています」
10
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詠み人知らず
七時過ぎ阪急そばをすすりつつ 左手ケータイ手紙待ってる
12
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文麿
雲切れてたなびくもやに西日射す明日は晴れると雪を消しつつ
16
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みやこうまし
糸桜みどりに萌えて髪流す川面にきらら山吹の花
17
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横雲
鮎走る夏の気配の色濃くし清き瀬の風若葉揺らせり
7
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inosann
ひかえめに蜜柑の花が葉に隠れちいさなつぼみ膨らませており
23
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南 骸骨
うなだれた僕を最初に慰める猫のお前の大きな欠伸
9
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たんぽぽすずめ。
逢えなくて心も濡れる水曜の予報は雨でちょうど良いかも
22
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文麿
通り過ぐ惡態耳にとどかずに暖かき風撫ぜてなぐさむ
8
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只野ハル
仕方ないそう仕方ない呟いた我と我が身が軋み始める
13
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まがね
ツツジ見てヒラドツツジとちゃんと呼ぶ母の育てる花は美しい
21
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田舎人
春耕の手をば休めて見上げれば雪形や好し稔りを想ふ
18
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五穀米
不眠にて遅く起きたる雨の日のその雨ひたすら慰めがある
2
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五穀米
着もせずに吊るす洋服増えすぎてわが室内はふわふわぼこぼこ
4
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もなca
新緑のベンチにきみと語らえば祝福のように木漏れ日の降る
40
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inosann
落胆は子供の頃見し蟻地獄寄せる思いは吸い込まれて行く
9
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詠み人知らず
何年か何十年か経ったけど やはり君だけ好きなんだよね
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