まあさのお気に入りの歌一覧
真雪
ガラス越し 拡大されて 歪んだ目 赤いあの子が こちらを見てる
9
もっと見る
石川順一
本体が必ず飛来する朝に巨大な蜂かアブも来て居る
15
もっと見る
大上
歌を詠み自転車をこぎ筆を取る落ちた浮き世も惡く思へず
7
もっと見る
秋日好
アーサーを奪られた病にアンディを渡したくない抱き繋ぎたい
15
もっと見る
秋日好
ハンドルを握るその手が萎えしぼむ日が近いのだと今そう言った?
16
もっと見る
紫草
猫の爪で千々に裂かれた襖うら中元包み紙でまあるくふさぐ
18
もっと見る
ななかまど
先人を戸籍でたどる家系図に戦争耐えし祖の涙あり
10
もっと見る
詠み人知らず
お世話さま 私を生かす全てへの 気持ちを声に出して一礼
11
もっと見る
舞
吊り革をつかむ老婆の細腕に刻まれてあり人生のしみ
13
もっと見る
ラベンダー
ふんわりと 優しく強く 飛んでゆく とんぼ乗る風 稲穂を揺らす
24
もっと見る
ラベンダー
同い年 なれど主人に 言われるは 一ヶ月ちょい 姉さん女房
14
もっと見る
詠み人知らず
指先の触れるこの地の過去を知り 彼の英雄と共に息する
7
もっと見る
千映
早々に冬タイヤや鍋の出汁コマーシャルだけ慌て先行く
11
もっと見る
千映
庭の木の剪定頑張る手の甲に引っ掻き傷が証と残る
18
もっと見る
灰色猫
灰猫に影響されて詠みだしたパパの短歌が歌壇で佳作
28
もっと見る
灰色猫
シトラスのトップノートは爽やかにふたりの恋を夏にかえるの
22
もっと見る
灰色猫
深海へ帰るのですねお月様ひとりぼっちの鯨を連れて
23
もっと見る
inosann
相容れぬ妻の意見を受け入れる目指すは子供の幸せのため
24
もっと見る
詠み人知らず
作品は作者と読者の感性の 融合ありて完成するとや
20
もっと見る
へし切
新妻よその刃渡りは危ないがちょいと届けりゃ美味しい秋刀魚
25
もっと見る
[1]
<<
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
>>
[576]