緋色のお気に入りの歌一覧
ケンイチ
ひとしづくそのぬくもりを引き受けて夢路をひとり戻りゆく夜
16
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海月琉珠
繋ぎめのない輪っかから覗き込むせかいは広い? ねぇ孫悟空
3
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月澄
薄の野みちびかれゆくわだち道 片足とられ心もとなし
6
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恣翁
鈴懸を 黄ばませむとて 秋風の 今宵も訪ふや 新宿御苑
18
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紫草
小夜も更け小さき眠り覚めし時 心こごえて君の手を取る
8
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横雲
さめやらぬ夢路に迷ひ白菊の慰さむ朝や君を偲びぬ
8
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紫苑
冬立てば遠火事告ぐるサイレンの心なしかに澄みて聞こゆる
8
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紫野
コーヒーが冷めてしまうと困るからこの話はもう終わりにしない?
5
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影間
独りでも祈れる夜があるように全てはゆっくりつくられたのよ
12
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芳立
あまざかる鄙の庵にトリックオアトリートといふ座敷童子ら
3
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あんて
「寂しい」を乱暴に言った君がもう、いつかの笑顔を見せてはくれない。
12
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葵の助
指先が触れただけでも嬉しかった人の腰に湿布貼ってる
48
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葵の助
はろいんはかぼちゃの祭りなのかいと煮物を作ったばあちゃんが好き
16
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浅草大将
人が妻をだて大和の益荒男ら須磨の苫屋で誰を待つか問ひ
12
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宮岡絵美
薄暗き実験室の窓枠にシンボルひとつ干されていたり
5
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宮岡絵美
雨だ大勢のわたくしが涙顔をして降ってくる
1
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たつかわ梨凰
愚かだと呼ばれようとも逢えぬ夜に叫ぶ嵐の声は美し
9
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ケンイチ
この闇に尽きずにゐたり秋に朽つ花のいのちのもの思ふ雨
17
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粕春大君
むら雨の秋のひとしほ寒ければなほ紅葉せぬ松を染めてむ
19
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芳立
香にたづね菊なかりけり晩秋の念ひふたつぞ月に愁ふる
11
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