はなはなのお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
さみどりのビールの瓶に置き去りの翡翠を入れて失恋に酔ふ
26
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たんぽぽすずめ。
泣いた日を消せる言葉は風を切る速度の先で僕を待ってる
15
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たんぽぽすずめ。
若かりし情けの無きは巡り立つ四季に戻りていとど染み入る
28
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光源氏
天才と謂はれし者は人しれずあまたの歌に耳をかたむけ
39
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光源氏
ことごとく他者を捨てたる姿には自暴自棄しか見えてはこない
10
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まるたまる
鍵盤にそっと指を置く呼吸するように音楽を、さあ始めよう
22
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半格斎
我が祖よりはるかに早くうつろふにその星の名は何と云ふなり
6
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詠み人知らず
玄関にひとりばえしたうりの花みるたび顔がほころんでくる
22
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詠み人知らず
庭にさく高砂百合の花一輪花瓶にいけてしみじみながむ
15
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舞
眺めれど触れることなき月影のさやかに照らす揺れる心を
14
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舞
愛すべき人を愛せぬ哀しみを丸めて捨てる海を探す君
17
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詠み人知らず
ようやくに眠れるようになりぬれば微熱がつづくやわな体よ
10
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卯月
この恋を殺すと決めたあの日から心の雪がはらはらと降る
18
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浅草大将
よの中は空しきものと知りぬれど心のたけはなほ割切れず
30
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たんぽぽすずめ。
その汗は空に濾されて夕立に変わり真夏の我らを癒す
18
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すよ
愛犬の眠る姿がいじらしく思わずカメラを探す午後
2
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たんぽぽすずめ。
サウナから水風呂入りビァを飲むこのしあわせは明日につながる
7
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薫智
綺麗だね夜空眺める姪の眼は星を映して輝いている
11
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詠み人知らず
ひまわりにとまりしみつばちの写真がわれのかきしどうわの絵になる
11
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詠み人知らず
水やりもできぬわたしを励まして黒パプリカが大きな実つけり
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