光源氏のお気に入りの歌一覧
falcon
さざんかの咲きにけらしな生垣の木の間に見ゆる一斤の袖
5
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紫苑
茶の薔薇の香によみがへる若き日は過ぎにしゆゑになほ美しき
9
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紫苑
冬ざくら闇に溶けゆく寂しさに案内ためらふ円覚の杜
10
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詠み人知らず
子供らの小さき円陣その中でかつての我は何を聞きしか
2
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さる
みずのおもにてるつきかげにわれうつす こよひぞきみにこころつげなむ
4
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ケンイチ
道のない空を仰げば清かなる星の明りは黄色く痛み
5
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永鹿
心なしに 折れたる枝は 思はねど 枯れし音にぞ 冬深むるる
5
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紫苑
恋歌を詠みえぬこころほどけゆき流るるまでに半年を経ぬ
4
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紫苑
くれなひの椿ひともと一夜経て笑まふごとくに花をひらけり
12
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たんぽぽすずめ。
冬に乗り一つ二つと山茶花の散りてに小夜の君こそもがな
4
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たんぽぽすずめ。
寒かりき今宵となれば風邪引かぬ遠きそなたを思いあぐねむ
5
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浅草大将
朧なるこの世の春の夢さめてわが身に寒き夜半の月影
14
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詠み人知らず
立ちすくむ 鳴らぬ電話の存在を忘れるような すみれ紫
4
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螢子
木枯らしの音のみぞ聞く部屋にあり膝を抱えてただ俯きぬ
14
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四季野 遊
長野路は火の粉に見違う紅葉なり燃える想いを抱き見上げば
3
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葉月きらら☆
君の為伸ばし始めたこの髪は今は自分の為に伸ばして
5
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月光
雨に濡れ 冷たき身体 温める ほんの少しの 幸せがいい
4
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大河千紋
秋の日の如くうき世の暮れゆかば夜が明けてなほ歩め歌人
6
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紫苑
逍遥と運命容れたきにさ許さずはぜる熾火を見るぞかなしき
5
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白亜
ふと触れた指からもらった ぬくもりを お守りとして 一日過ごす
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