光源氏のお気に入りの歌一覧
紫苑
あかつきの正義は銀の弾となり撃ち抜く蒼き闇とかなしみ
18
もっと見る
詠み人知らず
今もなを思ひ出すたび胸がキュン祕めたる想ひと奈良の夕映え
3
もっと見る
浅草大将
床に寝て汗にまみれつ火照る身の恋ゆゑなれば嬉しかれども
15
もっと見る
紫苑
白き午後に閃かせし「美」の刃もておのれ討ちしや今日は憂国忌
8
もっと見る
久哲
なんとなく季節が早い 晩秋の雨はこんなに昭和をふくむ
8
もっと見る
久哲
あたたかい柑橘系を置いてゆく誰かが通るはずの海岸
11
もっと見る
四季野 遊
金星の照らす夕暮れ霜月の風は指先苛めるけれど
4
もっと見る
四季野 遊
かりそめに懸はするまじ夜半の月道も運びも覚束無けれ
15
もっと見る
紫苑
身の裡のさむさを分かち陽のささぬ部屋に寄り添うちいさきけもの
11
もっと見る
文月郁葉
金糸雀は歌を忘れた訳じゃなく祈りをささげることを覚えた
7
もっと見る
リンダ
紅葉に代わって浮かぶ三日月を微笑みながら並んで見上ぐ
2
もっと見る
渡邉はるき
秋果つる時雨に涙を降りそへて散る紅葉葉の色や増すらむ
11
もっと見る
車男
標なき径を彷徨い見出せし 電子の海に麻痺の身ひたす
13
もっと見る
まるたまる
銀杏の葉蹴飛ばし歩く垣根ごし真面目に誰かツェルニーを弾く
10
もっと見る
目薬
現世は雜多なもので溢れるも浮かびくるのは恋歌ばかり
4
もっと見る
さる
知らぬなり ひとのこころの うつろひは 信づることの まよひつきせぬ
4
もっと見る
ケンイチ
秋風の末を訪ねて道来れば静寂ばかりが置き去りにされ
5
もっと見る
一条
天に舞ふ君の歌聲輕やかに筆を手に取る十五のわたし
7
もっと見る
永鹿
惜春に 歩み止まざれ 雨中なる 櫻の海に 溺れ消えなむ
4
もっと見る
メガネ
うつせみに君の残せし歌声は虫鳴く夜にとけてきへゆく
13
もっと見る
[1]
<<
1176
|
1177
|
1178
|
1179
|
1180
|
1181
|
1182
|
1183
|
1184
|
1185
|
1186
>>
[1187]