青き銀椀のお気に入りの歌一覧
うすべに
思い出は 後ろ姿のせつなさに はらり花散りかすむ夕暮れ
18
もっと見る
うすべに
老いてなお闇に燃えたついろ艶に 夜風に揺らすうすべにの髪
16
もっと見る
コタロー
春の池杭の上なる鷺一羽孤獨受け止めじつと動かず
16
もっと見る
び わ
目が潤み「私一人で切れないの」亡母(はは)おもいつつ爪の介護す
33
もっと見る
光源氏
さびしげに桜の花は濡れにけり今日も冷たき夜のしづくに
14
もっと見る
夢士
鈍色の空を仰ぎて雪桜枝も重たげ咲く花抱く
20
もっと見る
只野ハル
デイに行く病室に行く生活のリズムなくなる母逝きし後
15
もっと見る
秋日好
出がけには止めばいいがと花夜雨足を引きずる君を想った
16
もっと見る
幸子
スーパーで買った梅干し酸っぱくないこんなの梅干しじゃないダメ干し
10
もっと見る
滝川昌之
嬰児(みどりご)と木々の新芽に喩えれば芽に降る雨は産湯のごとし
27
もっと見る
コタロー
初燕舞ふが速いか急いでは壁に泥塗り早巣作り始む
9
もっと見る
コタロー
しとど降る雨の小徑に入りたれば濡るる櫻に初音聞くなり
12
もっと見る
光源氏
うつろひの恋のつらさにさそはれてまたふりつもる花のしら雪
20
もっと見る
松本直哉
あすの米あらふくりやの小夜ふけてさくらをちらす雨ふりやまず
12
もっと見る
紫都姫
心にも なき事重ね うわつらに 居りし我にも 春は来たりて
11
もっと見る
紫都姫
君とゆく 決めし時より 幾とせか 過ぎし年月 めぐりくる春
16
もっと見る
紫都姫
あれこれと ややこしきこと 言ふ我に 君ただ笑ひ 腕ひきよせ
8
もっと見る
デラモルテ
株分けしモネの睡蓮地に根附き畫布を彩る倉敷の街
53
もっと見る
KEN
咲き誇る 櫻にすがる 淡雪の たまゆらの白 肩に幾粒
18
もっと見る
KEN
会津峯のふもと敷きつむ蕎麦の花湖渡る風受けて白波
43
もっと見る
[1]
<<
113
|
114
|
115
|
116
|
117
|
118
|
119
|
120
|
121
|
122
|
123
>>
[124]