滝川昌之のお気に入りの歌一覧
トウジさん
できるできないより先ずはやり抜くことと手本にしたい二刀流
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ななかまど
冬の陽と電車の揺れに微睡みてまほらに人ら目蓋を閉ざす
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曦宗達
東海道本線新型導入に風よ真緑色に染まりつ
3
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秋日好
鈴なくし迷ふ小猫の足跡を荊の中に如何に見るべき
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卓
はぐれ鳥 群れ追うよりは 羽休め 海で終わるも また生なりぞ
6
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へし切
あなをかし墓穴を掘るとはこのことか己が定めし法の抜け穴
15
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鳴海青
還る年受けた花束色あせて髪粉を落とす私雨で
3
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音蔵 雅秀
解さずに 自転車駆れば 凸凹の 腰にひびきて 針の筵に
3
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聴雨
類ひなき白をし咲ける侘助の花ふところに蕊の黄を抱く
10
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桜田 武
来る年の龍の霊力に頼る今二つの大戦鎮めて欲しく
6
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桜田 武
孫はすぐ五年会えば癒しになるが友の方向き遠ざかるのでは
3
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桜田 武
国挙げて他国侵せしあの悲劇始まる師走八日忘れまじ
4
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茂作
夕月夜咲ゐた山茶花照らされて 朱をきそえり見る人なくも
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び わ
十一度気温は下がり服重ね窓から覗く朝陽が笑顔
6
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横井 信
早朝に冷たい風を見上げればぽつりとあたる雨だれひとつ
12
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杜鵑草
寒からず暑くもあらぬ常春のマリネラ国を訪ねてしがな
9
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睡密堂
素晴らしき世界小さな花が咲くマフラー巻いた地蔵の隣
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昼行灯
炬燵より這い出て夕餉の支度せむ 米研ぐ指に染み入る師走
8
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西手心黒
手すさびに子どもに作る竹とんぼ左利きには逆向き削る
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ななかまど
山茶花にふわり載りたる綿の雪紅と白との無念の深さ
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