光源氏のお気に入りの歌一覧
紫苑
水鏡月けざやかに映れども千々にくだけてもの思はする
13
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まるたまる
どうかその甘い言葉を吾だけに言ってください 届かぬ想い
6
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詠み人知らず
緑猫闇の夜半に目が覚める耳鳴り一つ話相手に
2
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山桃
夕燒けにしづく落として消さむとて身を折りたたむ上弦の月
50
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螢子
近道をしっているからこそ走り出す道草もあり遠回りあり
7
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きりあ
花は散り鳥は行くけど人々はただ黙々と大地を歩く
7
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まるたまる
実らない恋であっても恋は恋 雪を侵食する寒椿
14
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紫苑
娼婦歌人とはならざるも貞女ともなりえぬ罪を我は隠さじ
7
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浅草大将
影ひとつ翼広げて飛ぶ鳥の明日香の川に今日を忘れつ
7
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羽
破調から乱調に向かう心地してざわめく胸にひと呼吸おく
15
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みかなぎ
しと々と薄紅色に散る櫻花未だ変らぬ色を映して
5
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猿ノ丞狂介
衣衣と人は言へども吾妹子の喘かぬかぎりはあらじとぞ思ふ
4
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粕春大君
山里の木の葉乱れる凩の吹き渡る夜に月は揺るがず
19
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詠み人知らず
雨音を聞いて心が落ち着くは母の潮の音似ているからか
3
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詠み人知らず
言の紅葉がふわり心にすべりこみ想いも迷いもつかのま忘る
2
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楓
人生の最期を看取る夜明け前まだ温かき素顔紅を差す
10
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詠み人知らず
こころまでこごえぬやうに言の葉でこころをこめて私がんばれ
6
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水葉
たゆたって夢のまにまに捜す吾まくらも知らずかけをも知らず
3
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粕春大君
波に立つ葺かずの御門を仰ぎみて吾が子をいつく島の社に
13
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みかなぎ
岩走る那智の大瀧露凝らば月の雫に玉となるかな
15
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