光源氏のお気に入りの歌一覧
浅草大将
西つ方弥陀の浄土をまほらまの羅馬に見し日今も偲はゆ
5
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falcon
うすけむり萠葱の袖に消えはつる跡だにもなき思ひはかなし
6
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浅草大将
雪やみて野辺のしじまは一時に音冴え渡る入相の鐘
11
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たんぽぽすずめ。
虹かかる雲居の月が雨告げど他人のはずの君がそぼ降る
5
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螢子
歌詠みて君への想い昇華せる三十一文字は涙の結晶
2
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螢子
漆黒の闇に輝く月の下立ち話するこれからのこと
5
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みづ子
真夜中に白さが浮かぶ吐く息の密度のこゆき恋のためいき
11
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大河千紋
枝垂れゆく祖母の背中で木漏れ日のゆらゆら揺るる小春日和かな
28
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紫苑
立ち呑みの暖簾をくぐる丸き背に霜月尽の風しみとほる
8
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浅草大将
起き出でし庭面は雪の降り敷きて夜半の逢瀬は跡もなき夢
16
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愚理倫
恋破れ秋深まりて氷雨降り 君去りゆきて冬は来たりて
2
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たんぽぽすずめ。
うたびとの心が響き俯いた心が望むまあるい月夜
5
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久哲
よる辺なき身ゆえ悲しき兄鳥は弘法市の上、高く飛ぶ
1
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ケンイチ
落葉の小路をそぞろ温もりをかみしめて往く午後の儚き
5
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田中ましろ
思いきり打ちのめされたいときほど秋雨は優しく降り包む
7
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ほとり
あすはまたそれなりの色ではじまってさいごは黒でおわるのでしょう
6
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さる
虚し日々 無為に過ごせし 霜月を 送るけふなり 雲低く垂れ
3
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若鮫
朝の山 鶯の歌 木々の聲 人外の力 確かに感ず
15
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若鮫
參道に まだらに燈る 石燈籠眺めゐる間に夏の過ぎゆく
7
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おだ
あかね色に燃ゆる空みていつまでか我がいのちある赤き空みて
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