光源氏のお気に入りの歌一覧
ケンイチ
寒風に黙する街を冒す雪 この白さこそ禊なりしか
7
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ひいらぎ
夕闇に包み込まれた国道をただ会いたくてハンドル握る
2
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まるたまる
寄り添ひて小さきビオラはゆらゆらと冬の薄日に微笑むように
6
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楓
初冬の日差しの向こう灰色の雲が私の心と同じ
9
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笑能子
吾は吾ただ咲くだけよと百合一つ縋る言葉は知らぬ存ぜぬ
1
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山桃
花ならぬ身には主となれなくて木の下蔭より落ちゆくヤスデ
3
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夜老猫
三日月を 泪の海に浮かべても 心の波は高く 抗う
4
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夜老猫
月明かり 路地に落とす闇 僕独り あなたの影は もう映らない
1
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水葉
道迷い心乱るる事あらば常の夜空の星ぞみるらん
12
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猿ノ丞狂介
うぐひすの谷よりいづる声はなし春は名のみの風の寒さや
5
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ケンイチ
はらはらと街灯に舞う宵の雪 人知らぬまま積もる静けさ
15
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リンダ
追いかけるほどに逃げ去る鬼ごっこ半端な恋は夜叉が見捨てる
7
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浅草大将
冬の夜はいま過ぎゆくと目覚めては出で立つ者にあかつきの鐘
5
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浅草大将
巻き上げず廬山の雪を見はるかす破れかぶれの玉すだれかな
8
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山桃
風のまに一葉おちてためらいぬ この木切らずば・・・ せまる夕闇
3
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渡邉はるき
きぬかけの山に紅葉の錦して春を秋とや言はむとすらん
9
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四季野 遊
寄り添って手を握るさえ叶わぬをせめて雲井の月に祈りぬ
11
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村木美月
聖夜だけ君を忘れてしまいたい断ち切る術がない恋だから
13
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詠み人知らず
すこしだけためらってから握る手の熱にほだされてゆく霜月
5
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紫苑
紅き月詠みしひと夜を思ふだに温習へぬ歌のひとつありける
12
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