詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
訳あって息をひきとる幼子は天に召されてエンジェルとなる
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詠み人知らず
くたびれた言葉も好きも要りません「よしよし」してよ仔犬みたいに
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紹益
秋雨に 遠い昔が 偲ばるる 今の世の中 豊かなりしか
17
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舞
流れ星歳経るごとに願う夢朽ち果ててゆく空も見上げず
11
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すばる
思春期に太宰に嵌ったあの人が生きる理由を教えてくれた
18
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詠み人知らず
門扉から玄関までが徒歩二分 まじで私の知り合いの家
9
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詠み人知らず
この夜が朝日に追ひやられる前に踊らうカボチャの舞台の上で
2
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詠み人知らず
滿月がニタニタ笑ふ夜だつた君と初めて映画を見たのは
3
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詠み人知らず
月影がつらりつらりと忍び足ベットの裏へ君の闇がりへ
3
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詠み人知らず
さあ踊らう陰氣な墓場を拔け出して月夜に君とラストダンス
4
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詠み人知らず
十数年ただの一度も言われない いい家族だね 仕合せでしょう?
10
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松本直哉
しろたへの子の制服をあらはむと襟口袖口時かけてもむ
2
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みやこうまし
恐れるは脚のよれよれ街を行く手押し車の老女気になる
18
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つゆくさ
霜月の雨冷たくて 乗り込んだ車内が曇り 上着を羽織る
9
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鴨ミール
その服はぜんぶぬぎすてて永遠に生きる金魚の話をしよう
8
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こぐまじゅんこ
はるくんに小さな秋をあげました さいの目に切った庭の柿の実
4
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鴨ミール
流れ過ぎる車窓の光見送って夜の縁に立っている人
4
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涼也
鉛筆を転がして出た番号のホームの電車に乗ることはない
5
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涼也
「はやぶさ」が野を裂いていくみちのくに忘れた声を歯牙にもかけず
4
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詠み人知らず
鳥ゆらす枝より落ちる枯葉かなひらりひらりと吾にふりかかる
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