青き銀椀のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
竹は葉を枯らして養分 子に与え そんな親なら真っ直ぐ育つ
21
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千映
玉ねぎの酢漬け毎日食すたび血液サラサラ言い聞かす吾に
8
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夢士
風に舞ふ出湯の里の春の雪木洩れ日差して湯煙のなか
16
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横井 信
降り出した雨の香りに包まれて春の花咲くあぜ道を行く
20
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サルトル
山奥の飯屋で食べたもつ煮込み油と旨味が心をいやす。
8
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行宮偏(仮之名)
御代替わり ああ平成が過去になる 卅年の星霜に幕
15
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滝川昌之
花の去る水面が映す菜種月うかれた春の河原静めて
21
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詠み人知らず
ベランダに降る櫻吹雪の舞ふさまは蝶の亂舞に見えてくる如
10
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幸子
黒々と年を重ねし樹に生ふる若葉まばゆき光含みて
17
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デラモルテ
平成をなほも彩る花冷えの散るを急がぬ櫻花かな
11
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行宮偏(仮之名)
あの月は太陽がある方角を示すものなり 朝待ちつつ
12
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可不可
火照りあふ素肌かくせよ花吹雪 このまま溺れて埋れてまでも
13
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うすべに
春の夜の花の宴のひとさかり 白いほむらに命燃やして
12
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横井 信
花びらが敷き詰められて立ち止まる霞む夕陽の春の堤防
18
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横井 信
春を呼ぶ祭りを後に歩き出す若葉と共に咲く八重桜
13
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へし切
さくら咲く春に生まれし孫なれば 将来にどんな 夢 咲かすのか
21
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うすべに
望月のひかりに花は燃えあがる 白い炎のゆれる静けさ
14
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滝川昌之
先輩と呼ばれててれる二年目の君がスーツに刻んだ自信
22
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光源氏
のちの世に桜咲かなむ古里にわびしきほどの色といへども
17
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横井 信
ゆるやかにドアを開けば葉桜に弾けるひかり花びらを追う
15
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